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お知らせ

「JAのECサイトご担当者向け無料セミナー」開催

お知らせ

 2018年9月13日、GMOメイクショップ株式会社と株式会社日本農業新聞は「JAのECサイトご担当者向け無料セミナー」を開きました。日本農業新聞による現状報告のほか、株式会社MISO SOUPの大原翔氏、メイクショップの立川哲氏がそれぞれ講演を行いました。講演後には、参加者が講師に直接、個別の相談をする場面もあり、担当者の熱意がうかがえました。

 

 

■日本農業新聞 eメディア担当 次長 宮川真輔

「集客力不足解消へ 他部署との連携を」

 JAの場合、ECサイトのページビュー(PV)が、本サイトの数分の一にとどまるケースもあり、集客力不足が課題として挙げられます。広報部門と販売部門で連携を密にし、本サイトからECサイトへの導線づくりなどに取り組むことが大切です。

 少ない予算でECサイトをPRする方法としては、SNSを使ったキャンペーンがあります。例えば、インスタグラムを活用した懸賞を行い、当選者にはECサイトのクーポンを配布する、といったキャンペーンを展開したJAもあります。

 今後、独自のECサイトを展開するJAが増加することが予想されます。日本農業新聞としても、さらに力を入れ、ネットを通じた販路の拡大をお手伝いします。

 

■株式会社MISO SOUP 大原翔氏

「ECサイトにあわせた商品設計・販売戦略を」

 ECサイト化率は右肩上がりで増加しています。以前に比べECサイトは始めやすくなっており、まだまだポテンシャルのある分野です。ただ、ECサイトで商品を売ることは簡単ではありません。ECサイトにあわせた商品設計と販売戦略が必要です。

 商品設計は、様々なものが安価に手に入る今、機能的価値に加え、生産者の魅力が伝わるストーリーなどの情報的価値があることが重要です。

 ファン、リピーター獲得に欠かせないのが販売戦略。ターゲット層を明確に設定し、SNSを通じて商品を広めていった事例もあります。販売戦略において大切なことは、PDCAサイクルを回すことです。常にその戦略は正しかったを検証し、必要があれば今までと違う切り口で取り組む――これを絶えず行っていくことが、よりECサイト作りにつながっていきます。

 

■GMOメイクショップ株式会社 立川哲氏

「顧客の把握で適切なECサイト運営を」

 ECサイトで売り上げを伸ばすには、(1)顧客の把握(ペルソナの設定)、(2)売り場の改善、(3)ニーズにあった集客 ― が大切です。顧客を把握し、どこに力を入れるべきかを明確にしてECサイトの施策を考えていきましょう。